タテカン
京都市の景観条例の適用によって規制された京大の立て看板(タテカン)
そもそも景観条例の適用範囲が曖昧で、恣意的に規制対象を変えられるところは問題だと思う。
コンビニや飲食店のチェーン店の看板は地味な配色に変更したらセーフで、タテカンはどんな色でもアウトというのは道理に合わない。
もちろんタテカンという存在自身に非がないわけではない(公道スレスレに立ててたり、確実に固定されていなかったり)が、存在しても別に困ることはないと思う。
安全に問題があるのなら、勧めるべきは撤去ではなく改善指導であろう。
京都大学はタテカン規制という判断に踏み切ったわけだが、その目的はあやふやで、誰が得するのかも分からない。この状況こそが問題なのかもしれない。
「条例だからしかたない」と言い出す思考停止発言もたまに見受けられる。
条例や法律は誰かのためにあるのであって、それを守ることでプラスの結果が出ないと意味がないと思う。
京都大学はタテカンの文化を失ってしまうのだろうか